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主語を大きくし過ぎたせいで、尊敬してた人との関係が壊れた。

前の職場で働いていた時、仲の良かった先輩と、あることをきっかけにとても険悪なムードになってしまったことがある。

もう同じ失敗を繰り返したくないので、ここに記しておくこととする。

職務上、車に乗って、二人一組で移動することが多かった。

車に乗っている間は、いつもどうでもいい話とか愚痴とかを言い合っていたのだけど、ある話題で、車内の雰囲気が一変した。

それは、女優として活躍している、広瀬すずさんのこと。

彼女と出身県が同じということもあって、話題にあがった。

最初のうちは、「かわいいですよね」とか「ちはやぶるの広瀬すず最高ですよ」とか「またドラマやるみたいですね」とか、そんな他愛もない話だった。

その延長で、「広瀬すずには芸能活動してるお姉ちゃんもいるんですよね。名前は確か、広瀬アリス」みたいなことを言って、そこから段々空気が変わっていった。

今でこそ、広瀬アリスは、朝ドラ『わろてんか』にて、漫才師としてキレッキレの演技を披露し、存在感を見せているが、当時は、「広瀬すずの姉」という認識の方が強いのが実情だった。

そのため、先輩との会話でも、「妹の広瀬すずはすごいですよね。それに比べると、お姉ちゃんのアリスは…」というような話の流れになった。

そして、その延長線で、他の芸能人兄弟・姉妹についての話になり、「フィギィアの浅田姉妹も妹の真央ちゃんの方が有名だ」とか色々話していた。

三人姉妹の長女の私は、ついつい「こういうのって、だいたい上より下の子の方が、有名になりますよね。上を見て色々学べるし」と言ってしまった。

ーー自分が一番上であることの皮肉とか嫉妬もろもろを込めて。

そしたら、先輩が「そんなことないよ。下だって努力してつかみ取ってるんだから」って言った。

「あ、これ、やばいな。地雷踏んだな…」と思いつつも、なんとなく「○○さんって、何人兄弟ですか」って聞いたら、「○人兄弟の末っ子だよ」と返してくれた。

そして、自分が地雷を踏んだことを確実に理解した。

その後の車内は、いつもよりものすごく静かだった。

この件がきっかけになって、その先輩とはしばらくの間、冷戦状態が続いた。

その人のことは、一人の人間として尊敬してたのに、私のちっぽけなプライドのせいで、こんなことになってしまった。

この経験から、主語はあまり大きくしない方がいいということを学んだ。

特に、私は自分が長女であるということに、色々と思うことがあって、そんな態度を取ってしまったのだけど、そのせいで冷戦になってしまったのは正直ちょっときつかった。

以上のことから、

  • 主語を大きくし過ぎることなく、今目の前にいる相手をしっかり見ること。

  • そして、自分にとって、踏み入れられたくない領域については、上手にスルーできる力を身に着け、相手が踏み入れられたくないだろう領域についても、づかづか踏み入らないようにすること。

が大切だとわかった。

今後気を付けます。

読んでくれてありがとう。また次も見に来てね。ぐっばい。